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- サイズA5
- 134p(本文130p)
- 価格¥1500‐
さまざまな「記憶」をテーマにしたシナリオを4本収録。
モノトーンミュージアムらしい、切なさと葛藤がそれぞれに詰め込まれています。
レベルは3~8まで対応。
また、「プレイヤー専用ページ」を収録。
プレイ前でも、ネタバレを気にせずに読む事ができます。
伽藍になりたい制作陣が自信をもってお送りする"アイロニックメルヘン"、是非体験してください!
「雨の檻」
・4人用/演者レベル3
「雨が止むまで約束はいらない。」
いつかは止むはずの雨が降り続ける『雨糸の国』。
晴れ空を望む人々に応えぬまま、雨は静かにほつれてゆく。
少女の願い。出会いと別れの記憶。
雨糸に撚り合わされた紡ぎ手たちが晴れ間を請う時、雨の旋律はどう響くのか。
閉ざされた檻の中で『切望』の舞台の幕が開く。
・この演目はフィオリトゥーラに投稿したものです。
「灼熱の枷」
・3~5人用/演者レベル8(または3)
「舞台を降りることは許されない。」
暴君となった女王が治める国で、求められるは王殺しの勇者。
立ち寄ったサーカス団から勇者として見出された紡ぎ手は、剣を手にして国民の期待に応えるのか。
女王、騎士団、御神槌衆、そして国民。
複雑に交差するそれぞれの思惑をよそに、国は次第にほつれていく――
救国の御標に繋がれた『焔火の国』を舞台に、今『枷』の物語の幕が開く。
「翁桜千連歌」
・4~5人用/演者レベル3
「枯れ木に桜を咲かせましょう?」
神事を前に枯れだした神木「翁桜」。
伝承と伝統に彩られた花びらが散り、ほつれが綻び始める。
散り続ける桜を見つめる翁の胸中や如何に。
そして、奉行に訪れた異変の正体は。
『桜花の国』の天領地を舞台に繰り広げられる花咲翁の物語。
国に人に散りゆく桜。縁深い紡ぎ手たちは、何を知り、何を成すのか。
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フィオリトゥーラは必須ではありませんが、GMは所持していることを推奨します。
・この演目はフィオリトゥーラに投稿したものです。
「一握の記憶~最も透明な確かな誓い~」
・4人用/演者レベル6(または3)
「おかえりなさい 可愛い子
外の世界はあなたに優しくしてくれましたか?」
外への憧れと共に飛び出した故郷『安寧の里』。
郷愁を胸に帰郷した紡ぎ手を出迎えたのは、変わらぬ里と、変わらぬ笑顔だった。
そう、いつまでも変わらぬ安息と安寧の笑顔。
死者をも受け入れる、弱きもののための里に眠る『記憶』の欠片は、紡ぎ手たちにどのような顔を見せるのか。