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これは「空の蒼を知らないキミへ」の基本キャンペーンをPL4人用にするための改造用秘密です。
NPCである預言者の枠をPC預言者ハンドアウトに変えて遊ぶためのもので、預言者の秘密を以下のものに差し替えて使用します。
PC預言者は一般人として作成することを推奨します。また、ペルソナの内1つは増殖者のカテゴリーから選択することを推奨します。シナリオ間の成長リスペックは3人用のときと変更はありません。
各シナリオの導入やNPC預言者が行うマスターシーンは削除されます。
●リンク
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1話目
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2話目
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シナリオA
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シナリオB
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シナリオC
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シナリオD
PC預言者・秘密
あなたは下層の生まれである。
あなたの一族は代々「預言者」を排出してきた騎士に類する一族だが、それは秘匿とされ通常は下層の民に紛れ暮らしているのだ。
「竜槍」はあなたの幼馴染であり、あなたは「竜槍」に対してほのかな恋心【感情】「愛情」を抱いていた。しかし、想いを確かめることも告げることも出来ないままに、あなたは「預言者」に選ばれ「竜槍」や家族と別れることになった。
あなたが「竜槍」に【プライズ】「墜空の意思」を託したのは、予言で聞こえた内容もあるが、もう一度「竜槍」との接点が持ちたかったためかもしれない。
あなたにはもうひとつ【秘密】がある。もうひとつの【秘密】はあなたに【感情】を持つ者のみ調べることが出来る。
PC預言者・もうひとつの秘密
実は、あなたは「銀剣」と双子である。
下層で過ごしていた頃、あなたは「銀剣」として生きていた。
正確には、あなたと「銀剣」はふたりでひとりの「銀剣」だったのだ。
その為、「銀剣」が双子であったことを一族以外に知るものはいない。
あなたの双子が「銀剣」になり、あなたは「預言者」になった。
あなたは「銀剣」のスペアしても機能している。
それは、あなたが「預言者」として最後の役割を果たす直前まで機能する。
「預言者」の最後の役割はこの国の存続の為に生贄になることだ。
あなたには双子の兄弟がいた。
預言者にはどちらがなってもよかったのだ。だが、あなたが預言者となり、もうひとりはあなたになった。
預言者は人間として生き、人間を護るべき王を迎えなければならない。
たとえそれがどれだけ残酷な運命だとしても、国を守るためには必要なことなのだから。
心を押し殺してあなたは【使命】と向き合っている。
あなたは【プライズ】「宝珠」を所有している。この【プライズ】は相互でプラスの感情を結んでいる相手、または、契約者に対してのみドラマシーンでの譲渡が可能だ。
あなたは契約者が存在する時、【秘密】の内容が変化する。
あなたは幼き日に、「竜槍」と共に「蒼剣」に出会ったことがある。
あなたたちが出会ったのは下層と中層の狭間にある古い区画で、そこに封じられていた魔剣を目覚めさせてしまい、反動で生じた妖魔に襲われた。
そのとき、「蒼剣」があなたと「竜槍」を護ってくれたのだ。
魔剣は「蒼剣」の心の一部と引き換えに、妖魔を倒す力を「蒼剣」に貸し与えた。
そうでなければ、あなたたちの物語はあの場で終わっていただろう。
妖魔は退けられ、あなたたちは魔剣に中てられ気を失った。
あなたは「預言者」王を補佐し、民守る王を見届ける者である。
だがあなたは「友達の幸せ」を願わずにはいられないのだ。
あなたは【プライズ】「宝珠」を所有している。この【プライズ】は相互でプラスの感情を結んでいる相手、または、契約者に対してのみドラマシーンでの譲渡が可能だ。
あなたは契約者が存在しない時、【秘密】の内容が変化する。
※ペルソナは自由に選択すること。NPCペルソナ付属の情報は使用しない。
PC預言者・秘密
時は満ちようとしている。あなたに予言を与える異界の神の存在が、あなたが最後に果たすべき【使命】の到来が近いことを教えてくれる。
今までは、断片的な言葉や物語が聞こえてくるだけだったが、今ははっきりと存在を感じることが出来る。
異界の神は自らを「外つ神」と名乗り、この国の祖となった王や騎士と契約を結んだ存在であると語った。
その契約に従い、「預言者」の役目を担う者に助力し、新たな王と契約を更新し、この国を妖魔の脅威から護るのだと。
この国が妖魔に滅ぼされることなく存在し続ける為の唯一の手段として、契約は維持され続けて来たのだと。あなたは知る。
王を即位させた後、あなたを生贄に契約の更新がなされれば、国は護られるのだ。
あなたにはもうひとつ【秘密】があり、調査判定であなたの【秘密】が対象になり、判定が成功した場合、
判定者がこの【秘密】を入手していない場合もうひとつの【秘密】は選択に対象に含まれない。
PC預言者・もうひとつの秘密
あなたは、自らが「預言者」としての役割のために死を迎える以前に、「銀剣」が死亡やロストの条件を満たした時に身代わりとなり死亡(ロスト)する。
あなたが、この身代わりになったとき、「銀剣」は「預言者」の運命を引き継ぐことになる。
どの道、あなたは死ぬのだろう。
しかし、あなたと共にある神は神の力に依らない守りではない攻めの道についての示唆をくれた。
すなわち、全ての元凶である大妖魔を倒せば、契約の更新は不要になるのだと。
また、王が即位するタイミングで、騎士が誓いの際に願ったふたつの【感情】が満たされていたならば、その騎士の魂の穢れをすべて浄化する方法もあなたは授かった。
しかし、浄化の力をあなたが使うためには、あなたが誰かと相互で【感情】「愛情」を結んでいる必要がある。
PC預言者・秘密
あなたは、契約を更新する王に、あなた達の祖先の神である「忍神」の力を注ぐ神子の役割を担っている。
「忍神」の力を注ぐ為には、異界の神「外つ神」とあなたが結ばれている儀式のタイミングで、あなた自身が「外つ神」に命を捧げ、あなたの魂から「贋作神器」を生み出す必要がある。
あなたが王に力を注ぐと「贋作神器」は失われ、あなたは死亡する。
また、あなたが儀式以外で死亡すると、あなたの身体から「贋作神器・劣」を入手することが出来る。
この「贋作神器・劣」は一度だけ所有者を別の世界へ転移させることが出来る。
このとき、使用者は、使用者自身に【感情】「愛情」か「友情」を持っているものを連れて行くことが可能だ。
あなたは、あなた自身がクライマックス戦闘の勝者になったとき、上記の効果を自ら選択して使用することが出来る。
つまり、ひとりで王を選び契約を更新させてもよいし、任意の相手ひとりを別の世界へ転移させてもいい。
転移を選択する時、あなたが選んだ任意の対象とあなたの間に相互の「愛情」が結ばれていた場合、あなたは対象が転移した世界で転生する(転生時期はランダムとする)。
※ペルソナは自由に選択すること。NPCペルソナ付属の情報は使用しない。
PC預言者・秘密
あなたは王を即位させ、この国を存続させる為の存在だ。
あなたの役目は、即位した王が神との契約更新の為に行う儀式を無事に終えさせることにある。
神はこの国を守ってくれる存在だが、人々の願いが無ければ応えてはくれない。
人々の生きたいという願いの代弁者である王が必要であり、王の覚悟と犠牲が神の力を導いてこの国の護りを満たすのだ。
計画が成功すれば、王と王を支える盟友が導く時代が幕を開けると、あなたは信じている。
あなたにはもうひとつ【秘密】がある。
PC預言者・秘密2
あなたたちがふたりなのは、互いが互いのスペアだったからである。
より正確に言うならば、「預言者」が「銀剣」のスペアである。
故に、あなたは「名前」を持たない。
あなたは「銀剣」が失われた時に「銀剣」になる為に死ぬ。
「銀剣」がうけた穢れをあなたのものと入れ替える為だ。
あなたの肉体に「銀剣」の魂が入り、あなたの肉体と魂は穢れを全て引き受け、浄化された「銀剣」の魂は再び「銀剣」の肉体へと戻り、傷もすべて回復する。
あなたにとって、あなたがまだ「銀剣」であったときの記憶が全てである。
「蒼剣」との出会いも、「竜槍」との時間も、「銀剣」との生活も、全てが愛おしく、それを守る為にあなたは戦ってきた。
大切な過去。大切な思い出の為に……。
あなたはまだ「預言者」としてのあなたに理由を意味を持っていないのかもしれない。
持ってはいけないと思っているのかもしれない。
あなたにはもうひとつ【秘密】がある。
※ペルソナは自由に選択すること。NPCペルソナ付属の情報は使用しない。
PC預言者・秘密
あなたは、異界の神をその身に降ろし、PCたちに祝福を与える。
しかし、それは本来ならばあなたの身には荷の重すぎる行為である。
あなたが祝福を与えるたびに、あなたは1点の穢れを受ける。
穢れが3点を越えると、あなたは背景:侵蝕を得る(穢れが2点以下になればこの侵蝕は消える)。
あなたは、預言者として生かされてきた。
王を即位させたら死ぬのが預言者の定めだ。
そのことになんの迷いも抱いてはこなかった。
しかし、今のあなたには少しだけ心残りがある。
それは「竜槍」の存在だ。
あなたがまだ「銀剣」であったころの思い出。
大切に想っていた「竜槍」のことを。
もしも、最期に「竜槍」が「銀剣」か「預言者」に愛情か友情の【感情】を持っていてくれるなら、あなたの魂は救いを感じるだろう。
この秘密が公開されたとき、あなたは「蒼剣」に共感、「銀剣」に憧憬、「竜槍」に愛情の【感情】を持つ(既にある場合は上書きしてもよい)。
あなたにはもうひとつ【秘密】がある。
PC預言者・もうひとつの秘密
あなたと「銀剣」はこの国が誕生した以降に造られた存在である。
厳密には、あなたたちは人間ではなく、限りなく人間を再現しようとした人造生命体であり、13番目の武器だ。
だが、あなたたちの製造は禁忌であり、忌み嫌われることとなる。
結果として、製造計画は中止され、多くの固体が破棄された。
しかし、あなたたちの事を秘匿し今日まで継承してきた一族があった。それが、あなたと「銀剣」の家族である。
あなたは、自らが「預言者」としての役割のために死を迎える以前に、「銀剣」が死亡やロストの条件を満たした時に身代わりとなり死亡(ロスト)する。
あなたが、この身代わりになったとき、「銀剣」は「預言者」の運命を引き継ぐことになる。